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KIDOGSアメリカ研修 番外編 ~Marin Human Sodiety&ワイナリー~

Posted by Wind Blume on 14.2014 アメリカ研修   0 trackback
『サンフランシスコ編』

『サンタローザへ移動編』

『Sonoma Human Society&Forget Not Me Farm編』

に続き、いよいよProject Pooch(プロジェクト・プ―チ)編!!

といきたいところですが、その前に番外編を。(笑)

実はこのアメリカ研修の旅の途中で知り合った日本人女性がいるのですが、彼女のおかげでこの研修旅行は更に充実したものとなりました。

彼女は、前の記事で紹介したSonoma Human Societyでボランティアをしている、Megumiさん。

私たちが研修に訪れていた日にキャロルが紹介してくれました。

そのご縁で、Megumiさんがボランティアをしているもう1つのシェルター、Marin Human Societyを案内してくれることになったのです。

この出逢いは私たちにとってとても大切なものとなりました。

↓ Marin Human Society


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前に紹介した『Sonoma Human Society』は、シェルターのあるソノマ群が貧しく動物愛護に予算を割けないことと、富裕層も少ない地域のために寄付金も集まりにくいため、その運営は厳しい状態でした。

それに対しこちらのMarin Human Societyのあるマリン群は富裕層が多いために寄付金も集まりやすく、また、群がお金を出しているために運営資金は潤沢しています。

このシェルターの特徴は、トレーニングに力を入れていることと、Kill(安楽死を行う)シェルターであるということ。

更に、エバリエ―ションや管理システムが確立されていることが大きな特徴です。

この、エバリエーションについては、後ほど説明します。

同じシェルターでも、こんなに大きく違ってくるんですね~。

ちなみに余談ですが、『Human Society』というのは、アメリカの各地にある「動物愛護団体」のことです。

フランチャイズのような形式でブランドが一緒となっているのですが、内情はそれぞれの団体によって異なっています。

でも、各団体同士の協力体制は整っており、横の繋がりは強くあると感じました。

これって本当に大切なことですよね。

さて、Marin Human Societyに戻ります。

↓ 敷地内には広い広いグラウンドに、


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室内トレーニングルーム。

ここもかなり広いです。

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↓ Killシェルターということで、敷地内に焼却炉があります。

ここで責任をもって動物たちを送りだします。

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↓ シェルター内。

ソノマよりも古く、1907年~の歴史があるマリン。

歴史を感じますね。

でも、やっぱりとっても綺麗。

匂いも全くありません。


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ここは、小型犬のゾーンです。

各部屋の外に、その犬の情報が細かく書かれた紙が貼り出されており、その情報から迎えたい犬がどういう仔なのかを知ることが出来ます。

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こちらは、仔犬たちのゾーン。

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そして、大型犬ゾーン。

この2頭は確か兄弟だったかな?

ピットブルが入っていたと思いますが、アメリカでは闘犬として有名なピットブルは、その特徴ゆえに、Mixであっても、ピットが入っていれば高い確率で再び家庭に迎えられることはないそうです。


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ここには、モルモットやうさぎもいました。


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猫たちのお部屋♪

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また、このシェルターでは、『プリズンドッグ・プログラム』というものを行っており、保護された犬たちと共に刑務所にいって活動をしているそうです。これはシェルターにとって、とても誇らしいことであり、大きく貼り出されていました。


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途中、スタッフルームにてトレーニング中の大型犬に出会いました。

トレーナーさんは私たちを見つけるとすぐに、危ないから絶対に手を近づけないでね、と注意しました。

確かに、とても繊細そうでした。

でも、こうして根気よくトレーニングしているんですね♪


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そして、ここからがとても興味深いところ。

このMarin Human Sociteyがトレーニングを重視している場面を見学することができました。

何をしているのかというと、プロのトレーナーが各項目にそって犬をテストし、その犬の特徴や気質を確かめ、それをランク分けするといった作業を行っているのです。

これを、『エバリエ―ション』といいます。

↓ ここでは、青いTシャツを着ているトレーナーさんが連れている、黒い犬のテストを行っています。


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小型犬と大型犬、それぞれに会ったときの反応や、写真はありませんが、食器に入ったフードを食べている最中に他犬が近づいた時の反応など、その犬がどういった特徴を示すのかを細かく見ることで、どこをトレーニングすれば良いのか、また、新しくフォスター(里親)に出す際に、きちんと情報を伝えられるようにテストしているのです。

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テスト項目は細かく、外のテストと室内のテストに分かれています。

トレーナーがテストをしてその結果を奥にいるスタッフがデータに入力していくのですが、このデータは、各団体同士が共有することが出来ます。

室内では、部屋に入っての行動をチェック。

これは、人への依存や外の物音への反応、また、ゴミ箱等のイタズラがあるかや、大きな声を出したときの反応など、その項目は少なくなく、実際に家庭に迎えられた後に起こり得るであろう場面を細かくチェックします。


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また、健康診断も兼ねて、様々なチェックも行います。

ただ、こうして犬を触るときも、獣医師寄りではなく、できるだけオーナー寄りの触り方をしています。

これは家庭内の環境に近づけることにより、甘噛みなど、その犬の本来の姿を引き出すためです。


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他にも、おもちゃへの反応などから、その犬がどれだけエネルギッシュなのかを見たり、フードガードや特別なおやつへの反応など、本当に細かくテストします。

これらのテストから、その犬の注意するべきシチュエーション等を知ることができるのですが、テストを受けた犬たちは最終的にランク分けをされます。

そのランク分けとは、

黄・・・初心者でも迎えられるレベル。

緑・・・飼育経験のある方向き。

青・・・飼育経験の高い人向き。

そして、赤になると、フォスター不可。つまり、殺処分となります。

このランク分けにより、その犬にとって、どんな人(家庭)が適しているのかが判断しやすくなります。

また、その犬が再び捨てられてしまうことを防ぐ意味でも、大きな成果の元となっているのです。

このテストは基本的に、トレーナーの中でも技術のあるトレーナーが行うそうです。

難しい犬によっては、同じ犬を数人のトレーナーがテストするそうで、これだけ手間暇をかけて新しい家族を見つけているんですね。

とても確立されたシステムです。

このエバリエーションテスト、

一部始終を見させて頂き、丁寧に解説もして頂きました。

日本でも同じことやっている人や団体もありますが、これはこれで本当に勉強になりました。

見学を快く承諾下さったマリンのスタッフの方々に、心から感謝致します!!

ありがとうございました!!!


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マリンから戻った後、Megumiさんが世話をお願いされているという馬たちに会いに行きました。


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この時、わたくし、電気柵に思いっきり触れてしまい、一瞬頭が飛びました。(笑)

人生、初体験ってやつです。(泣)

全く気がつかなかった。。

あ~~ビックリした。(@_@;)


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この後、時間があった私たちをMegumiさんが自宅に招待して下さり、お邪魔してきました♪

プール付きの一戸建て~~!!


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Megumiさん宅には、レスキューした犬たちが合わせて8頭。+猫たち。

狼犬も2頭います。

みんなそれぞれ個性はあるけど、めちゃくちゃ良い仔ばっかりでした☆

でも、ここにいる犬たちはもともと、殺処分対象の犬たちばかり。

ここまでくるのはきっと、簡単な道ではなかったはず。

それでも、犬たちの瞳はとても澄んでいました。

それが全てを物語っていますよね。

犬たちと真っすぐに向き合うMegumiさんの生き方、その姿勢はとても素敵です。


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そしてなんと、突然訪ねてきたにもかかわらず、アメリカ人の旦那様が、私たちのためにピザを焼いてくれました!

生地からオール手作り!!

ほっぺが落ちてしまう程、めちゃくちゃ美味しかったです!!!


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日本が大好きだという旦那様。

口数こそ多くないものの、犬が腕に乗っちゃってもそっと受け入れているその姿に、ほっこりしてしまいました♪

美味しいピザを、ご馳走様でした♪♪


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この日は遅くまで美味しいビールを頂きながらいろいろな話しをし、とっても素敵な夜を過ごしました♪

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翌日、空いた時間を使ってまたもやMegumiさんがワイナリーに連れて行ってくれました。

私は人生、初ワイナリーです♪ワクワク♪


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ワインの為に生きているといっても過言ではないほどのワイン好きなうちの代表は、終始ウハウハでしたよ。(笑)

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ちゃっかり試飲もしてきました♪

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私はワインはあまり飲まないのですが、焼酎好き(しかも、芋。(爆))というのもあってか、辛口が合っていたようです。

高級ホテルも扱うワインが、お手頃な価格で買うことができました。

美味しかった~~♪♪


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弾丸研修旅行の合間に、こんな素敵な時間を過ごせたのも、Megumiさんのおかげですね。

この旅行で運命的にも出逢えたことに、感謝します。

真っすぐで頼れる姉貴のMegumiさん、いろいろと本当にありがとうございました!!!


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さて。

次こそは!!

この度最大の目的、『Project Pooch(プロジェクト・プ―チ)』に移ります!!


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KIDOGSアメリカ研修 ~Sonoma Human Society/Forget Me Not Farm~

Posted by Wind Blume on 12.2014 アメリカ研修   0 trackback
サンフランシスコからサンタローザへ移動し、いよいよ研修のスタートです。

私たちが訪れたのは、Sonoma Human Society。


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まずは、Sonoma Human Societyの紹介から。

Sonoma Human Societyは1931年からスタートした犬猫の保護シェルターで、とても歴史あるシェルターの1つです。


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このシェルターの特徴といえば、動物病院に力を入れていることと、No Kill(殺処分をしない)シェルターだということ。

特に病院の設備にはとても力を入れていて、日本の個人病院と比にならないくらいの設備があり、地域で怪我をしてしまった仔たちや、避妊・去勢手術も全てここで行います。

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シェルター内はとても綺麗!

匂いも全くありません。

↓ インフォメーションセンター。


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ここがシェルターだなんて思わないですよね~

日本の保護センターと比べると、それは一目瞭然!

そこいらのペットショップより綺麗でサービスも整っています。

↓ シェルター内。


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このガラス内に猫たちが保護されています。

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なるべく一般家庭の家に近付け、引き取られた後すぐに慣れるようにしているという猫たちの部屋。

可愛い~~


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この日もたくさんの人たちがシェルターを訪れていました。

犬や猫を新しく家族に迎える手段として、シェルターから引き取るという選択肢は、ここではごくごく当たり前に在るようです。


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というのも、ここではペットサービスが充実しており、動物病院はもちろんペットグッズ等の品揃えもあり、犬や猫たちを迎えるための全てがここで揃ってしまう、といった状況です。

日本では、犬や猫を迎えようとしたらまず行くところの多くがペットショップであるように、こちらでは、そのペットショップの存在がここ、シェルターであるような感じです。

↓ 猫部屋とは変わり、ちょっと静かめな(笑)犬たちの部屋。

それでも、1頭に1部屋。

ベッドに毛布、水飲みもあり、個室としては十分な程です。

この仔はのんびりお昼寝タイム♪


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シェルターの外には、ドッグラン。

シェルターの仔たちはもちろん、シェルターに訪れた人たちの飼い犬も利用していました。


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こちらは、室内トレーニングルーム。


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こんな設備のあるSonoma Human Societyですが、犬や猫たちの譲渡活動の他にも力を入れていることがあります。

それは、子どもたちの教育活動です。

若者や養護施設、また、問題を抱えてしまった子どもたちの教育活動に力を入れているのです。

私たちKIDOGSの活動も、保護動物を介して動物と同じような境遇にあっている支援が必要な子どもたちのケアや養育を行っているので、まずは何が本質的なのかを現場で活動している人たちから学びたくて今回こちらを訪れさせて頂き、そのプログラムを実際に見て、勉強させて頂きました。

その教育活動ですが、Sonoma Human Societyでは、2つのプログラムを行っています。

1つは、農場プログラム。

もう1つは、メンタリングプログラムです。

これらのプログラムの創設者は、下の写真、左に写っているキャロルです。


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(本当にお忙しい中、かなり深いところまでお話頂きました。本当に感謝です。)

キャロルはもともと動物虐待をなくしたいとのことで、動物に対して暴力的な子どもに、動物への接し方を教えるためのプログラムを始めたそうです。

でも、そのプログラムを行っていくうちに、子ども自身が虐待を受けている、ということを知り、その為に現在のプログラムへ移行したということです。

ここからは、そのプログラムの紹介に移ります。

まずは、農場プログラム。

その名も、Forget Not Me Farm (忘れな草農場)。


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ここで私たちの指導をしてくれたのが彼女、テレサです。

この農場プログラムを任されていて、たくさんのことを教えてくれました。

とってもとっても素敵な女性です。


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ファームにはたくさんの動物たちがいますが、この動物たちはみんな人間から捨てられたり傷つけられたりした子たちばかりです。

普通に育った子はほとんどいなく、みんな何かしら過去にトラウマを持っているそうです。

まずお出迎えしてくれたのが、豚ちゃんたち♪


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私は短大時代に家畜を専攻していて、養豚場に研修に行っていたくらい豚ちゃんが大好きだったことと、日本を経ってからやっと動物たちに触れられるというダブルの嬉しさで、だいぶ舞いあがりました♪

でもね、この豚ちゃん、耳がない。

どうやら、虐待を受けていたようです。

それでも、私たちに気がつくと近寄ってきてくれました♪

耳はなくとも、聞こえてはいるそうです。

あぁ、可愛い♪♪


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農場の中には他にもたくさんの動物たちがいました。


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↓ こちらは農場1番人気の、レイモンド。

その人気の通り、とってもジェントルマンでした♪

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それぞれの小屋の入口には、その動物たちの名前や性別等がのっている基礎情報が張り出されています。

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とっても優しいお馬さん♪

知らない人にも慣れていました。

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小屋は外にも繋がっていて、自由に出られるようになっています。

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施設を見学中の最中、ずっとついてくる1匹の猫。

名前は、バーニー。

人が大好きのようで、構って構って~♪、と云わんばかりにストーカーされました♪

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鶏。

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ここには、畑もあります。


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畑ももちろんプログラムの一環であり、農夫の方が専門的に教えてくれる時間があり、ここで収穫した野菜等を使って調理もするそうです。

そうすることで、市場と結び付けられるようになるのだとか。

もう1つの目的は、大きな動物にも乱暴をしてしまう子たちは、この畑からプログラムを始め、植物にも命があるのだということから教えていくのだそう。

動物たちに移るのは、土を、植物を尊重し、大事にすることからのステップアップだそうです。

また、育てる喜び、健康な身体作りなど、食育にも繋がる目的もあるようです。


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この農場プログラムでは、動物たちと同じように虐待を受けた子どもや問題を抱えた子どもたちなど、支援が必要な子どもたちを受け入れています。

その子どもたちが受けているプログラム内容を、実際に受けさせてもらいました。


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主な内容は、動物たちの小屋の掃除や、エサやりです。

その中で、動物たちに触れ、声をかけ、温もりを感じ、大切なことを得ていくのです。


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これを犬や猫ではなくて、なぜ家畜などの大きな動物たちで行うのかというと、虐待を受けた子どもたちは、「優しく触ってね」と言っても、“優しく”の加減が分からないから。だそうです。

自分たちが“優しく”されたことのない子どもたちにとっては、“優しく”なんて、理解のできないこと。

そのため、まずは大きい動物たちから触り、その力加減を覚えていくそうです。


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この農場にはフレンドリーな動物もいれば、虐待を受けて触られることを怖がる動物たちもいます。

でも、子どもたちは動物のバックグラウンドを聞いて、自分と重ねてコミュニケーションを図っていく子も少なくないようです。

もちろん、どの子がどの動物に適しているのか、その時々によって変えたり、触り方を見て、こう触るんだよ、と示すことも行っています。


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このプログラムを体験した後に、実際に子どもたちが参加しているプログラム時間にも参加させてもらいました。

残念ながら、写真はありません。子どもたちがいる間は、撮影は一切禁止。

幼稚園くらいの子どもたちのクラスと、高校生くらいの子どもたちの2クラスに参加しましたが、特に幼稚園くらいの子どもたちは、普通の子と何の区別もつきませんでした。

でもテレサからは、子どもたちが転びそうになっても、決して身体に触れないように注意を受けていました。

仮に虐待を受けていた過去のある子どもたちは、大人に触れられることによりフラッシュバックを起こしてしまうことがあるからだそうです。

逆に、人との距離感を知らず、境界線がないためにベッタリしてくる子もいます。

でも、そういった子どもたちも、動物たちと触れ合っていく中で力加減を覚えたり、ボランティアの大人たちとの時間から、正しい大人とのつき合い方・距離感を学んでいくそうです。

それに加え、1度捨てられた動物たちがファームで大事にされている様子を見て、その姿を自分にも重ね、リスペクトされる期待や喜び、救ってもらえる期待等を学ぶようです。

本当に素敵なプログラムです。


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農場内のアヒルさん。

ワラから動かないなぁ、って思っていたら、卵を温めていました♪

ここには、大切な命が溢れています♪


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以上が1つ目の農場プログラムについてですが、ここからはもう1つのプログラムの紹介を。

この農場プログラムは、日本でい云う児童養護施設や自立支援施設の子どもたちが参加しているプログラムですが、この体験の中で、もっと深いことをやりたい、と思った子は、もう1つのプログラムである、メンタリングプログラムというものに参加します。


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このメンタリングプログラムというのは、いわゆるインターン(職業訓練)です。

子どもたちが将来自立して社会に出たときに、どういった能力をつけるべきか、ということをシェルターの中で学んでいくもので、先の農場プログラムの中で精神的にケアをした後のステップアップとして、このメンタリングプログラムが用意されています。

このプログラムでは、1人の少年/少女に対して、1人のメンター(大人のボランティア)がつき、このペアで一緒にシェルターの業務を行っていきます。


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その業務内容は接客対応や犬猫の世話など、シェルター内の業務9つに分かれます。

その業務を行っていく中で、“仕事とはどういうものなのか”、といったことを学んでいくのです。

その中でキャロルから大切なことを教わりました。

それは、子どもたちとの関わり方です。

農場プログラムとメンタリングプログラム、両方に共通していることですが、これらのプログラムに参加している子どもたちは施設にいる子どもたちが殆どなのですが、そこでは必ずといっていい程、カウンセリングの時間があり、心理士やカウンセラーとの関わりがあるのですが、そこには、お金の存在が関わってくるのです。

施設の職員にしろ、カウンセラーにしろ、ケースワーカーにしろ、その人たちは給料を貰って自分と関わっている。

それでは、浅い関係しか築けないとのことでした。

だけど、このプログラムに関わっているボランティアさんたちは、無償で自分と関わってくれている。

つまり、お金が貰いたくて来ているのではなくて、自分と一緒に居たいから来てくれている。

そこで本当の意味で大人との関係を築けるのだということ。

だから、子どもたちにとってロールモデルにもなり得るこのボランティアさんの存在というのは、これらのプログラムの鍵にもなるのだと感じました。

う~~ん、なるほど。。


そして今、このプログラムはとても成果が出ているそうです。

ここでの成果とは、

・施設や家庭での子どもの問題行動の減少
・犯罪を犯さないかどうか(※アメリカの社会問題は、これがとても大きい。)
また、
・動物に対する接し方、関わり方を学ぶこと

です。

自立支援の点と、動物愛護の点、両方の成果が必要なんですね。

いや~~、本当に1日1日が濃くて、すごく良い勉強をさせて頂きました。

特にキャロルとテレサからはここには書ききれない程の話やアドバイスを貰え、日本でも子どもと動物のプログラムというものは少なくないけれど、きちんと本質を見抜き、その国に合わせたプログラムを作っていかないと、子どもと動物の双方にとって全く意味のないものになってしまうな、と改めて感じました。

キャロル、テレサ、スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!!

次はいよいよ、プロジェクト・プ―チに移ります!


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おまけ・・・

プログラムスタッフのデスク。


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んもぉ、、、たまりません❤❤❤















  

プロフィール

Author:Wind Blume
東京でドッグトレーナーとして出張訓練をしています♪
犬のトレーニングに携わりながら、毎日犬たちからたくさんの事を教えてもらっています♪
このブログを通して、犬たちと暮らす魅力に少しでも触れて頂けたらと思います(^^)

『Dog Training Wind Blume』の
HPはこちら♪
http://wind-blume.com/

プロフィール

名前:まめ
犬種:チワワ
職業:敏腕マネージャー♪

トレーニングのお手伝いをしています♪ こう見えて、気が強いんです、あたち。
あ、女の子だよ。
冬は寒いから嫌いです♪
おやつは大好き♪
毎日いろいろ頑張ってます♪
何をって?
寝ることとか・・。

プロフィール

ふーか

名前:風花(ふうか)
犬種:ジャーマンシェパード
職業:看板犬

私、2009年11月29日に虹の橋を渡りました。今は天国にいます♪昔から、何をやっても“天然ぼけ”って言われてた私だけど、一通りの訓練はこなしてきたのよ。えっへん!こっちでもみんなと仲良くやってるよ♪でも、東京での生活も楽しかったから、たまに登場して、みんなとの想い出話をしたいと思います♪よろしくね♪

プロフィール

名前:淕(リク)
犬種:ジャーマンシェパード
職業:訓練犬。(の、予定。)♪

淕です。別名、ブッチャ―です。
ちょっと惜しい感じのシェパードです。 でも、頑張って訓練しています。
ボクの誕生日は、11/29。
風花先輩が虹の橋を渡った命日と一緒です。 ちょっと運命感じてます。
夢は、立派なシェパードになること。
ボクは、シェパードになりたいんだ!
応援、よろしくお願いします!!

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