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KIDOGSアメリカ研修 ~Sonoma Human Society/Forget Me Not Farm~

Posted by Wind Blume on 12.2014 アメリカ研修   0 trackback
サンフランシスコからサンタローザへ移動し、いよいよ研修のスタートです。

私たちが訪れたのは、Sonoma Human Society。


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まずは、Sonoma Human Societyの紹介から。

Sonoma Human Societyは1931年からスタートした犬猫の保護シェルターで、とても歴史あるシェルターの1つです。


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このシェルターの特徴といえば、動物病院に力を入れていることと、No Kill(殺処分をしない)シェルターだということ。

特に病院の設備にはとても力を入れていて、日本の個人病院と比にならないくらいの設備があり、地域で怪我をしてしまった仔たちや、避妊・去勢手術も全てここで行います。

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シェルター内はとても綺麗!

匂いも全くありません。

↓ インフォメーションセンター。


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ここがシェルターだなんて思わないですよね~

日本の保護センターと比べると、それは一目瞭然!

そこいらのペットショップより綺麗でサービスも整っています。

↓ シェルター内。


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このガラス内に猫たちが保護されています。

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なるべく一般家庭の家に近付け、引き取られた後すぐに慣れるようにしているという猫たちの部屋。

可愛い~~


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この日もたくさんの人たちがシェルターを訪れていました。

犬や猫を新しく家族に迎える手段として、シェルターから引き取るという選択肢は、ここではごくごく当たり前に在るようです。


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というのも、ここではペットサービスが充実しており、動物病院はもちろんペットグッズ等の品揃えもあり、犬や猫たちを迎えるための全てがここで揃ってしまう、といった状況です。

日本では、犬や猫を迎えようとしたらまず行くところの多くがペットショップであるように、こちらでは、そのペットショップの存在がここ、シェルターであるような感じです。

↓ 猫部屋とは変わり、ちょっと静かめな(笑)犬たちの部屋。

それでも、1頭に1部屋。

ベッドに毛布、水飲みもあり、個室としては十分な程です。

この仔はのんびりお昼寝タイム♪


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シェルターの外には、ドッグラン。

シェルターの仔たちはもちろん、シェルターに訪れた人たちの飼い犬も利用していました。


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こちらは、室内トレーニングルーム。


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こんな設備のあるSonoma Human Societyですが、犬や猫たちの譲渡活動の他にも力を入れていることがあります。

それは、子どもたちの教育活動です。

若者や養護施設、また、問題を抱えてしまった子どもたちの教育活動に力を入れているのです。

私たちKIDOGSの活動も、保護動物を介して動物と同じような境遇にあっている支援が必要な子どもたちのケアや養育を行っているので、まずは何が本質的なのかを現場で活動している人たちから学びたくて今回こちらを訪れさせて頂き、そのプログラムを実際に見て、勉強させて頂きました。

その教育活動ですが、Sonoma Human Societyでは、2つのプログラムを行っています。

1つは、農場プログラム。

もう1つは、メンタリングプログラムです。

これらのプログラムの創設者は、下の写真、左に写っているキャロルです。


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(本当にお忙しい中、かなり深いところまでお話頂きました。本当に感謝です。)

キャロルはもともと動物虐待をなくしたいとのことで、動物に対して暴力的な子どもに、動物への接し方を教えるためのプログラムを始めたそうです。

でも、そのプログラムを行っていくうちに、子ども自身が虐待を受けている、ということを知り、その為に現在のプログラムへ移行したということです。

ここからは、そのプログラムの紹介に移ります。

まずは、農場プログラム。

その名も、Forget Not Me Farm (忘れな草農場)。


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ここで私たちの指導をしてくれたのが彼女、テレサです。

この農場プログラムを任されていて、たくさんのことを教えてくれました。

とってもとっても素敵な女性です。


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ファームにはたくさんの動物たちがいますが、この動物たちはみんな人間から捨てられたり傷つけられたりした子たちばかりです。

普通に育った子はほとんどいなく、みんな何かしら過去にトラウマを持っているそうです。

まずお出迎えしてくれたのが、豚ちゃんたち♪


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私は短大時代に家畜を専攻していて、養豚場に研修に行っていたくらい豚ちゃんが大好きだったことと、日本を経ってからやっと動物たちに触れられるというダブルの嬉しさで、だいぶ舞いあがりました♪

でもね、この豚ちゃん、耳がない。

どうやら、虐待を受けていたようです。

それでも、私たちに気がつくと近寄ってきてくれました♪

耳はなくとも、聞こえてはいるそうです。

あぁ、可愛い♪♪


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農場の中には他にもたくさんの動物たちがいました。


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↓ こちらは農場1番人気の、レイモンド。

その人気の通り、とってもジェントルマンでした♪

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それぞれの小屋の入口には、その動物たちの名前や性別等がのっている基礎情報が張り出されています。

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とっても優しいお馬さん♪

知らない人にも慣れていました。

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小屋は外にも繋がっていて、自由に出られるようになっています。

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施設を見学中の最中、ずっとついてくる1匹の猫。

名前は、バーニー。

人が大好きのようで、構って構って~♪、と云わんばかりにストーカーされました♪

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鶏。

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ここには、畑もあります。


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畑ももちろんプログラムの一環であり、農夫の方が専門的に教えてくれる時間があり、ここで収穫した野菜等を使って調理もするそうです。

そうすることで、市場と結び付けられるようになるのだとか。

もう1つの目的は、大きな動物にも乱暴をしてしまう子たちは、この畑からプログラムを始め、植物にも命があるのだということから教えていくのだそう。

動物たちに移るのは、土を、植物を尊重し、大事にすることからのステップアップだそうです。

また、育てる喜び、健康な身体作りなど、食育にも繋がる目的もあるようです。


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この農場プログラムでは、動物たちと同じように虐待を受けた子どもや問題を抱えた子どもたちなど、支援が必要な子どもたちを受け入れています。

その子どもたちが受けているプログラム内容を、実際に受けさせてもらいました。


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主な内容は、動物たちの小屋の掃除や、エサやりです。

その中で、動物たちに触れ、声をかけ、温もりを感じ、大切なことを得ていくのです。


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これを犬や猫ではなくて、なぜ家畜などの大きな動物たちで行うのかというと、虐待を受けた子どもたちは、「優しく触ってね」と言っても、“優しく”の加減が分からないから。だそうです。

自分たちが“優しく”されたことのない子どもたちにとっては、“優しく”なんて、理解のできないこと。

そのため、まずは大きい動物たちから触り、その力加減を覚えていくそうです。


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この農場にはフレンドリーな動物もいれば、虐待を受けて触られることを怖がる動物たちもいます。

でも、子どもたちは動物のバックグラウンドを聞いて、自分と重ねてコミュニケーションを図っていく子も少なくないようです。

もちろん、どの子がどの動物に適しているのか、その時々によって変えたり、触り方を見て、こう触るんだよ、と示すことも行っています。


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このプログラムを体験した後に、実際に子どもたちが参加しているプログラム時間にも参加させてもらいました。

残念ながら、写真はありません。子どもたちがいる間は、撮影は一切禁止。

幼稚園くらいの子どもたちのクラスと、高校生くらいの子どもたちの2クラスに参加しましたが、特に幼稚園くらいの子どもたちは、普通の子と何の区別もつきませんでした。

でもテレサからは、子どもたちが転びそうになっても、決して身体に触れないように注意を受けていました。

仮に虐待を受けていた過去のある子どもたちは、大人に触れられることによりフラッシュバックを起こしてしまうことがあるからだそうです。

逆に、人との距離感を知らず、境界線がないためにベッタリしてくる子もいます。

でも、そういった子どもたちも、動物たちと触れ合っていく中で力加減を覚えたり、ボランティアの大人たちとの時間から、正しい大人とのつき合い方・距離感を学んでいくそうです。

それに加え、1度捨てられた動物たちがファームで大事にされている様子を見て、その姿を自分にも重ね、リスペクトされる期待や喜び、救ってもらえる期待等を学ぶようです。

本当に素敵なプログラムです。


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農場内のアヒルさん。

ワラから動かないなぁ、って思っていたら、卵を温めていました♪

ここには、大切な命が溢れています♪


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以上が1つ目の農場プログラムについてですが、ここからはもう1つのプログラムの紹介を。

この農場プログラムは、日本でい云う児童養護施設や自立支援施設の子どもたちが参加しているプログラムですが、この体験の中で、もっと深いことをやりたい、と思った子は、もう1つのプログラムである、メンタリングプログラムというものに参加します。


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このメンタリングプログラムというのは、いわゆるインターン(職業訓練)です。

子どもたちが将来自立して社会に出たときに、どういった能力をつけるべきか、ということをシェルターの中で学んでいくもので、先の農場プログラムの中で精神的にケアをした後のステップアップとして、このメンタリングプログラムが用意されています。

このプログラムでは、1人の少年/少女に対して、1人のメンター(大人のボランティア)がつき、このペアで一緒にシェルターの業務を行っていきます。


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その業務内容は接客対応や犬猫の世話など、シェルター内の業務9つに分かれます。

その業務を行っていく中で、“仕事とはどういうものなのか”、といったことを学んでいくのです。

その中でキャロルから大切なことを教わりました。

それは、子どもたちとの関わり方です。

農場プログラムとメンタリングプログラム、両方に共通していることですが、これらのプログラムに参加している子どもたちは施設にいる子どもたちが殆どなのですが、そこでは必ずといっていい程、カウンセリングの時間があり、心理士やカウンセラーとの関わりがあるのですが、そこには、お金の存在が関わってくるのです。

施設の職員にしろ、カウンセラーにしろ、ケースワーカーにしろ、その人たちは給料を貰って自分と関わっている。

それでは、浅い関係しか築けないとのことでした。

だけど、このプログラムに関わっているボランティアさんたちは、無償で自分と関わってくれている。

つまり、お金が貰いたくて来ているのではなくて、自分と一緒に居たいから来てくれている。

そこで本当の意味で大人との関係を築けるのだということ。

だから、子どもたちにとってロールモデルにもなり得るこのボランティアさんの存在というのは、これらのプログラムの鍵にもなるのだと感じました。

う~~ん、なるほど。。


そして今、このプログラムはとても成果が出ているそうです。

ここでの成果とは、

・施設や家庭での子どもの問題行動の減少
・犯罪を犯さないかどうか(※アメリカの社会問題は、これがとても大きい。)
また、
・動物に対する接し方、関わり方を学ぶこと

です。

自立支援の点と、動物愛護の点、両方の成果が必要なんですね。

いや~~、本当に1日1日が濃くて、すごく良い勉強をさせて頂きました。

特にキャロルとテレサからはここには書ききれない程の話やアドバイスを貰え、日本でも子どもと動物のプログラムというものは少なくないけれど、きちんと本質を見抜き、その国に合わせたプログラムを作っていかないと、子どもと動物の双方にとって全く意味のないものになってしまうな、と改めて感じました。

キャロル、テレサ、スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!!

次はいよいよ、プロジェクト・プ―チに移ります!


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おまけ・・・

プログラムスタッフのデスク。


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んもぉ、、、たまりません❤❤❤















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Author:Wind Blume
東京でドッグトレーナーとして出張訓練をしています♪
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私、2009年11月29日に虹の橋を渡りました。今は天国にいます♪昔から、何をやっても“天然ぼけ”って言われてた私だけど、一通りの訓練はこなしてきたのよ。えっへん!こっちでもみんなと仲良くやってるよ♪でも、東京での生活も楽しかったから、たまに登場して、みんなとの想い出話をしたいと思います♪よろしくね♪

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淕です。別名、ブッチャ―です。
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ボクの誕生日は、11/29。
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